学校案内

地域社会と
連携・協働する
学校づくり。

霧島市唯一の市立高等学校で、
1906年に窪田二郎により国分中央高校の前身となる精華学校として設立されたのが始まりです。

学校長ごあいさつ

 同窓会会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のことと拝察いたします。また,日頃より本校の教育活動に対しましてご支援、ご協力を賜り感謝申し上げます。

 さて、霧島市立国分中央高等学校は令和6年に創立118周年を迎えました。明治39年2月23日に初代校長の窪田二郎先生が「精華学校」を設立され、霧島市国分中央1丁目の現在の地に精華商業学校(昭和2年~)、「国分商業学校」(昭和14年~)、「国分農業学校」(昭和19年~)、「国分実業高等学校」(昭和23年~)、「国分中央高等学校」(平成5年~)と校名を改称しながら今日に至っております。明治・大正・昭和・平成・令和と時代の変遷を経ながら、これまでの間に23,655名の卒業生を送り出し、県内外を問わず様々な分野で社会に貢献される有為な人材を送り出してきました。

 現在の校章は、「国分実業高等学校」当時の、本科農業科、商業科、別科家庭科の3学科で構成されていたことにより、地元の特産物であったたばこの葉3枚の図案がもとになったとされています。

 その後、時代の変化に則した学びを行うために、農業に関する学科は「園芸工学科」に、家庭に関する学科は「生活文化科」に、商業に関する学科は「ビジネス情報科」として今日に受け継がれております。

 また、平成23年には「スポーツ健康科」を新たに設置し、現在の4学科計21学級の体制になり、令和6年の4月には279名の新入生を迎え、現在は760名の生徒が在籍し、各専門学科の特徴を捉えた学業や、体育系・文科系併せて30ある部活動に励んでおります。

 このように、生徒のあらゆる分野での活躍によって「国分中央高等学校」が県内はもとより全国的にも名を馳せ、勢いを身にまとって活躍しておりますのは、ひとえに同窓会の皆様が様々な場面で物心ともに支えていただいているおかげであることに、生徒、職員一同感謝の念を持ちつつ日々の活動に邁進しているところであります。

 来る令和8年には創立120周年を迎えます。これまで同様、地域に信頼され地域に貢献できる人材を育成する学校として、霧島の地に燦然と輝く学び舎であり続けたいと思います。母校の発展のために、今後とも会員の皆様の変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、同窓会会員の皆様のますますのご健勝とご活躍を祈念してご挨拶といたします。

校長 深水 淳二

校章

 国分地方の名産であるタバコの葉をベースとして、若人の象徴である緑の色を用い、校章制定当時の3学科のそれぞれの葉(学科)が一つの中心に向かって、固く団結していく姿を表す形をとっている。
 さらに団結のきずなとして、校訓(至誠、自律、敬愛)をタバコの花の形で表し、中央に金の色で高の字を配している。
※現在は、園芸工学科、生活文化科、ビジネス情報科、スポーツ健康科の4学科を有している。

校訓

至誠 … この上なく誠実なこと。まごころ。
自律 … 自分の気ままを押さえ、または自分で立てた規範に従って、自分の事は自分でやって行くこと。
敬愛 … (ある人を)尊敬し、親しみの心をもつこと。

国分中央高等学校 校歌

作詞:江藏 洋一  作曲:眞邉 省至


花咲き誇る 城山に
常磐の緑 萌え渡る
命の日々を 惜しみつつ
心を磨き 技を練る
至誠の姿 ここにあり
ああ国分中央 栄えあれ


流れて清き 天降川
気高き季の 風薫る
あしたを拓く 若人の
学ぶ喜び 堅き意志
自律の道ぞ 確かなる
ああ国分中央 理想あれ


はるかに望む 火の島に
情熱の雲 沸き起こる
歴史重ねし 学び舎に
集う友垣 眉上げて
敬愛の旗 かざすかな
ああ国分中央 希望あれ

国分実業高等学校 校歌

作詞:伊地知 正一  作曲:米北 時英


紫煙る桜島
平和の姿仰ぎつつ
知徳を修め磨かんと
相寄り集うこの朝
歌えよ国分実高に
学ぶ吾等に希望あり


緑に映ゆる国原に
溢るる幸を開くべく
世に立つわざをなりわいを
いそしみ励むこの使命
誇れよ国分実高に
学ぶ吾等に理想あり


紅燃ゆる胸の血に
世紀の息吹きたぎらせて
自由と自治と旗の下
師弟を結ぶこの誠
讃えよ国分実高に
学ぶ吾等に栄あれ

精華学校 校歌

昭和2年 作詞:上原 協  作曲:米北 時英


皇孫の天降ります
高千穂を
北に控へて大潮の
満干の玉の宮近く
しつらへしにはその名をし
精華となへ栄光あるか
その生ひたちは


大地に芽生へしままの
若草は
誠と汗と燃えあがる
愛の光に大君の
御盾とものび皆人の
希望を生かす我が校ぞ
幸は多かれ

設置学科(全日制課程)

  • 園芸工学科 … 1学級
  • 生活文化科 … 2学級
  • ビジネス情報科 … 3学級
  • スポーツ健康科 … 1学級

沿革

  • 1906年(明治39年) – 窪田二郎により精華学校が設置される
  • 1925年(大正14年) – 現在の校地に移転する
  • 1927年(昭和2年) – 精華商業学校に改称
  • 1939年(昭和14年) – 鹿児島県国分商業学校に改称
  • 1948年(昭和23年) – 国分実業高等学校に改称
  • 1955年(昭和30年) – 設置者を鹿児島県国分市(現・霧島市)に変更
  • 1993年(平成5年) – 国分市立国分中央高等学校と改称
  • 1994年(平成6年) – 新校歌を制定する
  • 2001年(平成13年) – 構内情報ネットワーク導入及びインターネット接続を行う
  • 2005年(平成17年) – 市町村合併により、霧島市立国分中央高等学校に改称
  • 2006年(平成18年) – 創立100周年を迎える
  • 2011年(平成23年) – 商業科・情報会計科を募集停止/ビジネス情報科を3学級、スポーツ健康科1学級を新設/生活文化科1学級減